子供 アトピー

子供アトピーの増加と治療の不安

あなたもご存知だと思いますが、アトピー性皮膚炎を発症する子供は増加する一方です。厚生労働省がまとめた「アトピー性皮膚炎治療ガイドライン(2006年度版)」によると、0歳〜12歳でアトピーの症状が見られる年齢別の割合は下記の通りです。

0歳4か月:約13%
1歳6か月:約10%
3歳0か月:約13%
小学校1年生:約12%
小学校6年生:約11%

平均すれば10人に1人以上の子供にアトピーの症状が見られるということになります。今はもっと増えているかもしれません。また以前はアトピーは幼少期に発症しても年齢を重ねるに連れて治っていくと思われていましたが、今では成人してもアトピーに悩まされる人が増えています。

多くのお子さんが辛い思いをしているアトピー性皮膚炎ですが、決定的な治療法は確立されていません。研究は進んでいますが、今のところは薬などで症状をコントロールするしかありません。

治療にはステロイド薬が使われることが主流ですが、「子供にステロイドを使うことに抵抗を感じる」という親御さんは多く、実際にいくつもの副作用が報告されています。もちろん医師の指導の元で正しく使えば心配は少ないのですが、アトピーは長期的に薬を使うことになりやすいため、子供の身体への影響を心配してしまうのは自然なことでしょう。

子供のアトピーにも対応。ステロイドに依存しない改善法

アトピーが治った!の罠

引っ掻いている男の子

皮膚科で処方されたステロイドやプロトピックなどの塗り薬を使うと、短期間で炎症が治まることがあります。薬以外にも「アトピーに効く!」という触れ込みの石鹸などがたくさんあり、「アトピービジネス」という言葉がある程です。

それらの多くは、まるでダイエット商品のBefore⇒afterのような写真が掲載されていて、あたかもアトピーが治るかのような印象を与えています。

確かにアトピーが治っているように見えるのですが、それらの多くは「軽快状態」といって一時的に症状を抑えているだけなのです。ですから「よくなった!」と思ったのに、すぐに症状が再発してしまう人が非常に多いのです。

アトピーが完全に治る状態とは、薬の利用や特別なケアをしなくても「全く引掻かなくなった状態が長時間維持されており再発の可能性が低いと判断できる」ことです。ですからお子さまのアトピーに対しても、一時的な症状の変化に一喜一憂せずに長い目で見て、炎症を抑えるだけではなく日常生活の工夫などに取り組むこでことが大切です。親としては大変困難が伴うことですが、腰を据えてお子さんのアトピーと向き合ってください。

お子さんのアトピーのために日常生活に+αでできることはこちら


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